教育のブーム

受験競争の時代があり、ゆとり教育の時代があり、基礎学力重視の時代があります。そういった子供時代を経て大人になった人が様々な社会問題を起こしますが、教えたことの特徴が原因して、社会問題の質が決まってくるという面があるかもしれません。インプットによってアウトプットが変わってくるという感じで。

ニートの人たちは、自分が生きていくにあたり、あまりに無防備である、というようなことを玄田さんが書かれていたと記憶しています。取材対象は、受験競争の時代に教育を受けた世代ではないのかな。大雑把にそうかなと想像しているだけですが。競争を受け入れていたら、打算的になっているはずなので、反動的に形成されたと見たらいいでしょうか。