プライド

新しい仕事を始めて、先輩にやり方を教わるときに、抵抗感を感じることがあって、摩擦が起こった時、プライドが傷つくかもしれないけど我慢して聞いて、と言われたことがあります。一見、こちらの器量不足のように見えるわけですが、僕からすると、その先輩が、あまりその仕事について理解してなくて、わかってない所があるんだけど、そこを質問すると、誤魔化して、そこは考えなくていい、と言うもんだから、それでいいのか?というふうになり、そこは改めて考えたほうがいいだろう、と思うわけです。

しかし、本当は、そんなことは、いちいち指摘しなくていいことです。自分で独自に考えたらいい。そういう意味では、青いとか甘いとかいうことになります。でも、僕は、仕事内容の意味理解の問題だと思っているのに、その先輩は、プライドの問題だと思っていて、どちらかというと、向こうのほうがプライドに囚われていると思うのですが。そして、こちらの問題意識を矮小化して捉えられることに、腹が立つというのは、プライドの問題かもしれないです。その段階で同レベルになってしまっています。

こういうのは、一遍に何とか、というのでなくて、時間をかけてちょっとずつこなれていくってのでいいんだと思いますけど。