日雇い派遣禁止という方向性

連合が、日雇い派遣は禁止し、直接雇用にする、という運動方針を決めたそうです。僕は、それを聞いて初めて、企業の人材需要を埋める新しい方策が必要かな、というのを思いつきました。日雇い派遣がなかった頃は元々、人集めに苦労したり、人不足で困っていたのでしょうが、その頃に戻るということかもしれませんが、おそらく、何か企業の需要を満たせるような方法はないか、考えている人がいることでしょう。それを思いつく時期が、もう少し前でないとだめだなあ、と思いました。まあ、自分にとって切実でもないので、いいといえばいいのですが。

コンビニで、過去に働いたことがある人を、登録しておいて、人不足が起きた時に、電話して勧誘するという方法を取っている所があると聞きました。

人余りの局面では、派遣会社のように、ローコストで人を雇える道を示して、労働者としては生活は安定しないけど、修行はできるというふうに、企業の採用の門戸を開くという意味で良かったかもしれませんが、そういう観点でも、日雇い派遣というのはあまり意味がないということになります。