スタミナ定食

しょーもないことですが、友達と喫茶店で定食を食べようとして、お腹がすいていたので、がつがつ食べたい気分で、スタミナ定食がいいな、と思っていると、先に友達がスタミナ定食と言ったので、真似していい?と聞くと、それはちょっと、、、と、多分冗談だと思うけど、言われたので、直感的に、ここは違うのにしたほうがいい、そのほうがすっきりしていておしゃれである、と思い違うメニューにすることにしました。

話の流れ的にそれが自然なんでしょう。それから、誰にも恥をかかせない、嫌な気持ちにさせないためには、メニュー選択の手数を持っておいて、次善というか、オルタナティブな、そっちを選んでも結構満足な内容を、自在に繰り出せるようであると、すんなりと展開する、そういうふうに思ったのでしょうか。

しかし、メニューには写真がなかったのもありますが、どれにするか結構迷いました。注文を取りに来られたので、後でって言えばいいんだけど、働いている人も忙しいだろうし、さっさとしてあげたい気持ちもあって、追いつめられながら、瞬間的に考えて、カキフライ定食を頼みました。

カキフライも好きで、タルタルソースとレモンと二つの味が楽しめるようになっていて、いいのは良かったのだけど、その時の脳ががつがつ食べたい感じを求めていて、また、スタミナ定食を食べたい脳になっていて、カキフライに入り込めませんでした。あまりがつがつおいしいという感じでもないしね。熱くてゆっくり食べないといけないし、冷めると少し美味しくなくなるし。

店を出て外へ出ると、すごい寒かったので、コーヒーで温めてから帰ろうと思って、ドーナツ屋さんに入って、カフェオレとドーナツ2個を頼みました。まだ少しお腹がすいていたのもあったので、ドーナツも頼みました。家に帰ったらおじやがあったんだけど、帰るまでもたない感じがしたのであきらめて出費をしてしまいました。

同じメニューにするなど、真似する行動をして、相手から真剣に嫌がられるということが、これまでの人生に何回かあったと思います。どういう心理か知りませんが、自分のオリジナリティーを大事にしたいのか、相手と自分を同一視したくないくらい相手を低く見ているのか。冗談とかでなく、そういう心理があるものだから、それに抵触したくないと直感的に思ったのでしょうか。

甘えたように、まあいいじゃん、と思い切ってジャンプして、真剣に嫌がられるという経験もあったような気がします。うーん。たんなる心的外傷の影響かなあ。